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1.242018
「コト消費」におけるショッピング
関東地方は記録的な大雪でした。
最大級の寒波が続いているそうです。
通勤、通学などで影響を受けた方もいらっしゃるかと思います。
路面凍結が続いておりますので
みなさまもお出かけの際は転んだりなさらない様に
お気をつけくださいませ。
年始から、あっという間に日にちが過ぎています。
今週は専門学校にて
リテイルマネージメントの講義を行いました。
講座の締めの内容として
コト消費
シェアリング
サスティナブル
このテーマにそった
各自のストアーコンセプトとサービスについて話してもらう予定でした。
結局は、遅延などで学生が揃わず…
その準備として用意した
レジャー白書2017
<出典:公益財団法人 日本生産性本部>
こちらの解説で終了いたしました。
- 国内旅行旅行
- 外食
- ドライブ
etc…
上記を見ても
「コト消費」の伸びが堅調です。
例年、上位のレジャーを見てみると
何かしらの
「道具」
これが必要だということに気づきます。
例えば私の趣味の一つである
オートキャンプ
これに必要な道具は
<空間演出>
テント
タープ
テーブル&チェア
ランタン
<食事/調理>
クーラーボックス
食材
バーナーorグリル
燃料
鍋&食器
これらの道具が必要です。
それ以外にも遊び道具などもあるとより楽しめます。
そして「オートキャンプ」の名の通り
これらを運び
目的地に向かうため
「自動車」
これが必要です。
「モノ」好きの私は道具を
バージョンアップしたくなってしまいます。
インターネットで検索したり
フェイスブックやインスタグラムなど
SNSにて情報収集したり
最終的には専門店に行き
スタッフにアドバイスを求めて、購入にいたります。
以前は情報収集のために
ウィンドウショッピングしていましたが、
最近はもっぱら、インターネットで調べます。
買い物のプロセスは変わりましたが、
「コト」のために「買物」することは変わらずです(汗)
最近は、これも変わりつつあります。
それが
「シェア/シェアリング」です。
代表的な事例は
カーシェアリング
1台の車を、登録した人が時間決めで使用するシステムです。
レンタカーと似ていますが
会員制というとことが違います。
いわば、持たざる消費です。
最近のマンションなどに併設される
パーティールーム
これも住民がシェアして使用します。
シェアリング
ますます増えていくことと思います。
民泊の流行もこれに近いのではないでしょうか?
シェアが増えるとお買い物(ショッピング)する機会が
減ることが予想されます。
その状態だからこそ
ライフスタイル提案にもとづく
目的買いへの提案が大事になるのではないでしょうか?
オケージョンやモチベーションと
お客様に合わせたライフスタイル
これらをコンサルティングしてお買い物に繋げる必要があります。
【情報を精査する】
情報が氾濫している現代だからこそ
情報の精査が必要です。
匿名にて投稿される
口コミ
これはきちんと真贋を確認する必要があります。
専門家が投稿している記事以上に
一般人の投稿に関しては
「思い込み」
「また聞き」
これら情報が入ることがあるかもしれないのです。
それらを、情報として伝聞することは危険性を伴います。
我々がお客様のお買物をサポートするに際して
間違った情報提供はクレームに繋がりかねないのです。
正しい情報を仕入れて
それをお客様に提供することが必要です。
「コト消費」を楽しむための
「買物」
そのサポートをするために
販売スタッフのライフスタイルの充実が課題かもしれません。
そのためには、色々な事柄にアンテナを向ける必要があります。
つまりは、情報収集の幅を広げる必要があるのではないでしょうか?
興味を持って
情報を精査する
これにより、お客様のライフスタイル充実のお手伝いができます。
コト消費とショッピングのつながりをより意識してはいかがでしょうか?
森下