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1.172016
欲しいものを買わせて!
成人式も過ぎましたが、東京では未だ冬将軍が猛威を振るいません。
アウターやニットがセールでも消化が進まないのか?
店頭でセールアイテムとして目立ちます。
セールも一段落した頃ですので私もお宝探しをしに街に出ました。
欲しいアイテムは決まっているのですが、
なかなか買いたいと思うアイテムは見つからず…
セール中だからか?
私の行動が足早なのか?
業界人ぽいのか(自意識過剰ですね)
いつも以上にお店で声を掛けられません。
「探し物を手伝ってもらえれば買うのになぁ」
そんな風に思いながら探し物を続けました。
ようやく、「これ買おう!」と思うアイテムを見つけました。
スタッフは私の近くにいるのに、ここでも声をかけてもらえません。
<残念!>
そう思いながらもこちらから
「広げてもよいですか?」と声をかけました。
「どうぞ、でもそちらは小さいと思いますよ」
スタッフさんはこう返答しました。
商品を広げながら
「これはMサイズですよね?」
そう質問しました。
「はい、でも小さめですから」
「僕でMですよ」(ガリガリのスタッフ)
明らかに大きいサイズを進めたそうにしながら…
このように対応されました。
「そうですか、でもタイトに着たいのでこれで大丈夫です。」
「これにします」
私がそう答えると
「絶対、小さいから試した方が良いと思いますよ」
売り言葉に買い言葉の様にスタッフさんが返答します。
正直、アウターを脱いで試着するのも面倒で、
恐らく着れるであろうサイズと思いましたから
「大丈夫です!」
「ダメだったら息子に着させますから」
このように返答しました。
ここまで来ると、
「買わせてくれよ!」
そう思いながらやり取りしています。
スタッフさんには言いませんが、
体型が変わっても、自分のサイズぐらいは分かっています。
見かねた妻が、
「一応、着てみなよ」
そう言ってスタッフさんに助け舟を出しました。
「そうですよ、試着しないと分かりませんから!」
スタッフさんはそう言って私の手から商品を取りました。
いざ、試着…
ぴったりです。
それを見たスタッフさんは
「もう少しゆとりがある方がよいですよ!」
「上のサイズ持って来ますね」
私の感想を聞かずに行動しています。
「これにします!」
私はそう言いました。
「ホントにいいんですか?」
スタッフさんは怪訝そうにそう言いました。
「ピタピタくらいが好きなんです」
「これでいいんですよ!お願いします」
といったやり取りで買物して来ました。
店を後にして、
「あの人お客さんの意見聞かないね」
ボソッと妻が言いました。
ホントにその通りです。
買物の主役はお客様のはずなのですが…
残念な体験をしたなと思いました。
皆さんも、このスタッフさんと同じ経験をしてないですか?
こちらの一方的な思い込みで接客してないですか?
お客様のニーズとウォンツを聞いた上で提案してみませんか?
そうするとお客様は
「共感してもらえた」
そのように感じて、あなたのファンになってくださるはずです。
セールのこの時期だからこそ、皆さんも接客を見直されてはいかがでしょうか?