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9.22024
オンラインからオフラインへの送客
この度の台風10号の被害にあわれたみなさまにお見舞い申し上げます。
台風は治りましたが、土砂災害の危険は続きますのでみなさまお気をつけくださいませ。
私も関西出張からの帰りの新幹線が運休となりスケジュールに支障がありました。
幸いにも乗車する前でしたが、駅にて2時間半強待たされ運休となりました。
翌日も新幹線は運休、エアーも取れず関西に延泊。
2日後のエアーを手配して東京に戻ることができました。
過去にも、新幹線に3時間カンヅメのあげく乗車駅に戻るなどの経験がありました。
今回はいつになったら帰れるのかという不安にかられました。
支線災害の多い国土ではありますが、年々危機感が増しています。
みなさまもお気をつけてお過ごしくださいませ。
今回の出張は、クライアントさまのオープン立ち会いでした。
Manhattan Portage KOBE オープンに立ち会いました。
関西に数店舗出店していますが、神戸(兵庫県)初出店です。
兵庫県出身の私も嬉しさいっぱいです。
オープンに際して、研修を担当させていただきました。
- お客さまが期待しているコト
- 自分達が提供したいサービス
- ファンになっていただけるスタッフとは
これらをスタッフのみなさんとデイスカッションしました。
研修後、決起会を行いました。
オープンの朝、仮囲いがとれた店舗。
とてもステキなお店です。
当日は私も半日店頭で接客のサポートをさせていただきました。
今回は神戸店オープンに際して限定品の販売がありました。
出張似顔絵屋さんやCDジャケット、雑誌・ウェブなどで
イラストレーションを手掛ける木村耕太郎さんとのコラボレーションバッグです。
神戸をモチーフにしたイラストがプリントされたバッグです。
中華街、王子動物園、六甲山などがモチーフとなっているイラストがカワイイです。
私も購入してしまいました。
台風10号の襲来の中でのオープンとなりましたが、
お客さまにご来店いただき順調なスタートとなったようです。
限定のバッグの前に立ち止まり、
品定めをしている雰囲気のお客さまがいらっしぃました。
いくつかのアイテムを触ってご覧になっていたのでお声がけしました。
私:「ご興味ある商品ございますか?」
お客さま:「今日オープンですよね?」「これが限定品ですか?」
私:「何かご覧になっていらしていただいたのですか?」
お客さま:「お店のインスタ見てきました」「木村さんのバッグですよね?」
私:「ご覧いただきありがとうございます」「こちらにあるものが木村さんのバッグです」
お客さま:「現物見るとアガリますね!」「一緒に選んでください」
その後、お客様との会話が続きデザインの話をしたり音楽の話をしたり…
最終的に、気に入ったデザインを選んでいただきお買い物にいたりました。
このお客様は、ブランドのユーザーでブランドのファンだとお話ししてくださいました。
webサイトやSNS(インスタ)を普段からCHKしていて、
神戸店のオープンと限定品の販売について知ったそうです。
実店舗に来ていただくのは数年ぶりだとのことでした。
きっかけがなければ来店していただけなかったのです。
今回のきっかけは
- 新店舗のオープン
- 限定品の販売
この情報を発信したのは、WEBとSNSでした。
「コト」をオンラインでお客様に発信して
「コト」をオフライン(実店舗)で楽しんでいただく。
まさに今どきのPRと言えるのではないでしょうか?
CX:カスタマー エクスペリエンス(顧客体験価値)を実現するためには、
- お客さまが満足する「コト」
- また来ようと思う「コト」
お客さま視点に立って、行動することが実店舗には求められます。
店舗視点で発信し、行動することはお客さま視点とはいえません。
お客様と「楽しむ」という視点で発信し、
お客様に「満足」してお買い物体験をしていただく。
これが、O20の実現のために必要なことではないでしょうか?
オンラインからオフラインへの「ウェブルーミング」
オフラインからオンラインへの「ショールーミング」
相互送客を意識した仕組みづくりができると、
お客様の笑顔が増えるのではないでしょうか?
森下