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7.222017
接客しないでくださいBagの反響はいかに?
関東は梅雨明け宣言がありました。
ようやく夏本番です。
夏といえば…
夏休みですね!
みなさんはどこかにお出掛けなさいますか?
私は夏休みと言える長期休暇は今年もなさそうです。
実家に帰省
1泊2日の小旅行
といった予定ぐらいでしょうか…?
さて、先週海の日の3連休が終わりました。
連休の度に
TVやインターネットで渋滞情報を見て
行楽に出かけることへのうらやましさ
運転中のドライバーさんの心配
そんな気持ちが生じます。
目的地への往復で1日近く消費する経験が私にもあります。
持論ですが長期休暇は分散して取るほうが良さそうです。
みなさんはどうお考えでしょうか?
そんな連休の時期に都内のSCと百貨店をリサーチしてきました。
月末からセールが始まるルミネを除くと
それ以外の商業施設ではセールは終盤にさしかかっています。
毎度のことながら、この時期はお宝がたくさんあるのです。
残り物には福(服)があるとはよく言ったものです。
みなさんもこの時期に掘り出し物を探されてはいかがでしょうか?
それはさておき、話題の取り組みを見てきました。
URBAN RESEARCH Storeが取り組む
店舗にて接客不要を知らせるBAGを店頭に設置して
お客様が接客の要/不要をアピールするというものです。
遅ればせながらセール中の店頭で確認してきたのです。
では、レポートします。
店頭のエントランスにちょこんとBagスタンドがおいてあります。
そこに青いビニールのBagがかかっています。
店頭はあまり混雑していませんが広い店内(100坪程度)に
スタッフは4名しか確認できません。
この状況であれば、
どちらしにしても接客できない状態かです。
そもそもこのBagの存在の意義が問われます。
試しに、店内をリサーチします。
知人はBagを持って
私はBagを持たず
二人で別れて店内を歩いて見ました。
知人は、シャツやT-shirtsなどを手にとって広げたりしています。
私も気になった商品を手にとって見たりします。
結果的に5−10分の間二人ともに声をかけれれることはありませんでした。
合流したあと知人が買い物したいとのことですが、
スタッフがいないため私がサイズ確認などをした後
レジにセルフで商品を持ち込みました。
もちろん、
先ほどのBagに商品を入れて出しました。
レジにて初めて
「サイズは大丈夫ですか?」
とのお声がけがありました。
サイズ確認をして会計終了。
商品を受け取る際に
さりげなく質問しました。
私:「セール中はこのBagを置いてるんですか?」
スタッフ:「いえ、これはお声がけして欲しくないお客様用のBagなんです。」
私:「てっきりセール用と思いました。すみません。間違える人いませんか?」
スタッフ:「たまにいらっしゃいますが、あまりお持ちの方はいらっしゃいません。」
このようなやり取りのあと、お店を出ました。
今回の体験からすると、
このBagの必要性が理解できませんでした。
もちろん、接客不要のお客様もいらっしゃるはずです。
必要かどうかの判断は、
スタッフが潤っており接客出来る店でのみ効果測定出来るようです。
我々、接客を教える側からすると
お客様をリサーチ/ウオッチして
接客の要/不要を判断すべきです。
ワンオペ(一人営業)のような低コスト運営を目指す上では
有効な手段かもしれません。
このような試みから接客の質が向上出来るかもしれません。
この取り組みを静観したいと思います。
森下